Stripeから「3D セキュア必須化に向けた対応が必要です」WordPressでの対応方法は？

3Dセキュア必須化に向けた対応

Stripeより3Dセキュア必須化に向けた対応について、このようなメールが届きました。

年々増える不正対策の一環として、2025 年 3 月末までに、 原則として認証制度 3D セキュアの導入が義務付けられています。Stripe では、適用条件を満たす取引に対して、3D セキュアの適用を段階的に開始し、2025 年 3 月末の制度施行までには、全ての取引に拡大いたします。それに伴い、3D セキュア認証が正しく実装されていない場合は一部の決済が失敗することになります。

一番の問題は、設定がされていないと決済が出来なくなるという部分です。

３Dセキュアとは？

クレジットを決済をした時に、SMS認証やメール認証を経て決済が完結する経験をしたことがある方も多いと思います。
クレジット決済時に行われる２段階認証の事です。

今まで、WEBサイトでクレジットカード情報を入力してもらったら決済完了だったのですが

1. クレジットカード入力
2. ２段階認証の成功情報を受け取る
3. 決済完了

という流れになり、「２．２段階認証の成功情報を受け取る」というフローをWEBサイトで実装しなければなりません。

WordPressサイトでのStripe 3Dセキュア設定方法について

WordPressの決済プラグイン、Wooommerceや、弊社で紹介しているAmeliaなどのプラグインは、既に３Dセキュアに対応している場合が多いです。

WordPressサイトでのStripe 3Dセキュア対応確認方法

それでは、WordPressサイトでStripe 3Dセキュアに対応しているか、確認する方法を解説していきます。
全体の流れはこちらになります。

1. テスト環境を構築
2. Stripe決済をテスト/サンドボックスモードに切り替える
3. Stripeが指定するクレジットカード番号でテスト決済
4. 決済が完了した場合、対応済
5. エラーが発生した場合、プラグインを更新して再度テスト決済
6. それでもエラーが発生する場合はシステムから調整をする必要があります

１．テスト環境を構築

xserverの場合、wordpress簡単移行がある為、この機能を使って、テストしたいサイトを複製します。

２．Stripeをテスト/サンドボックスモードに切り替える

使用しているプラグインのStripe設定で、ライブモードからテストモードに切り替えます。

Ameliaの場合

Amelia > 設定 > 支払い
の中にある、Stripe設定を開き、テストモードをONにします。

Paid Membership Proの場合

会員 > 設定 > ペイメントゲートウェイ
の中にある、ゲートウェイ環境で、サンドボックス/テストに切り替えます。

 ３．Stripeの指定する3Dセキュア対応カードで実際に決済

Stripeが用意をしているクレジット番号を使用して、テスト決済が成功するか確認します。

使用するカードは
4000002760003184

常に認証が行われる、下４桁が【3184】の番号を使用します。

テストモードになっていることを確認し

• カード情報：
• 有効期限：好きな数字で大丈夫です
• セキュリティ番号：好きな数字で大丈夫です

3D セキュアのページが立ち上がりました。COMPLETEボタンをクリックして、決済フローが完了したら成功です。

４．無事テスト決済が完了した場合

3Dセキュア対応になっているという事で、WordPressサイトでは特に対応をする必要がありません。

５．エラーが発生した場合

最新版のプラグインでは3Dセキュア対応になっている場合があるので、更新通知が来ているか確認し、更新をしてもう１度テスト決済を行います。

５．それでもエラーが発生する場合

システムの調整が必要になります。
お困りの場合、LINE公式アカウントよりお気軽にお問い合わせください！