WordPressを使ったホームページの作り方/プラグインの使い方/ノーコード構築ブログ
海外製のプラグイン、テーマの翻訳を修正したい時に使える翻訳プラグインLoco Translateのご紹介!
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オーソドックスな翻訳の修正方法
一般的には
- サーバーから翻訳ファイル(poファイルとmoファイル)をダウンロード
- 翻訳ソフトPoeditを利用して修正したい個所を修正
- サーバーへ修正済翻訳ファイルをアップロード
このような手順を行い、翻訳を修正します。
wordpressのアップデート、テーマのアップデート、プラグインのアップデートで翻訳ファイルが元に戻る事も・・・
サーバーのファイルを直接修正するのはちょっと無理かもしれない!と思われている方でも安心してください!!
誰でも簡単にダッシュボードから翻訳の修正が行えるようになるプラグインをご紹介します。
Loco Translateプラグインを使った翻訳方法を紹介していきます。
翻訳プラグインLoco Translateプラグインをインストール
ダッシュボードの【プラグイン】>【新規追加】
- キーワードに【Loco Translate】と入力
- 【今すぐインストール】をクリック
- 【有効化】
します。
左サイドバーに【Loco Translate】が追加されました。
まずは基本設定
Loco Translateの中の【設定】に入ります。
サイト設定
【設定】の中は特別な設定を行う場合以外はデフォルトの設定のままで大丈夫です。【サイト設定】の部分のみご紹介をします。
MOファイルのコンパイル
- ハッシュテーブルを生成するーwordpressのデフォルトでは生成しない為、一般的にはOFFで大丈夫です。
- Fazzy文字列を含むー元英語を表示させるため設定なのでONにします
抽出された文字列
- Skip PHP files larger than:ー指定したファイルサイズより大きいPHPファイルをスキップします。デフォルトでは100K
- Scan PHP files with extensions:ー指定したファイル拡張子のみ翻訳をします。デフォルトではphp twing
- Scan JavaScript files with extensions:ーjavascriptの拡張しも翻訳の対象にします。デフォルトでは空白なのでOFFになっています。
PO/POT ファイルのバックアップ
- ファイルごとに保存するバックアップ数: ーバックアップファイルを何個保持するかの設定です。デフォルトでは1が設定されているので、新しいファイルが生成されると古いファイルは削除されます。
- 最大行の長さ(0は折り返しを無効にする)ーPO/MOファイルの折り返しの設定になります。デフォルトでは79文字目で改行されます。
- UTF-8 を BOM 付きで書き出すーこの設定は文字化けをしないために特別な理由がない限りONにしないでください。
- Enable Ajax file uploads ーONにするとファイル読み込み速度を改善する事が出来ます。
File system access
- Save credentials in sessionーリモートで操作をする必要がある場合以外はONにしないでください。デフォルトではOFF
- Modification of installed files:ーwordpressの更新で上書き/削除される可能性があるファイルに警告を出します。デフォルトではAllow
- Editing of POT (template) filesーテンプレートファイルを壊す可能性がある場合に警告を出します。デフォルトではAllow
許可にするとエラーがある場合でも警告なしにファイルの修正が反映されます。Disallowにするとエラーがある場合のファイルの修正を禁止にします。
Grant access to roles
Loco Translateプラグインを修正できる権限を制御します。
テーマ/プラグイン 翻訳したい種類を選びます
まずは、テーマを翻訳するのかプラグインを翻訳するのか選びます。
今回はプラグインの翻訳を行います
翻訳するプラグイン(テーマ)を選びます
インストールされているファイルの一覧が表示されるので、翻訳したいファイルをクリックします。
今回は予約管理システムプラグインAmeliaの翻訳を行います
新しく言語を追加
既に日本語ファイルが存在している場合もありますが、アップデートで上書きされないために必ず新しく言語を追加します。
【概要】の中にある【新しい言語】をクリックします。
セットアップや上級者向け設定は特に必要がない為、今回はご紹介しておりません。
アップデートで上書きされないように新しい言語の詳細設定をする
テンプレートがありませんと表示されたら【テンプレートをスキップ】をクリックします。
- 言語を選択ー日本語を選びます
- 場所を選択ーカスタムを選びます
場所を選択で
- システムー翻訳ファイルの更新で上書きされてしまう場所です
- 作者ーアップデートで上書きされてしまう場所です
- カスタムーアップデートの影響がない場所です
wordpressがインストールされている階層の【wp-content】>【language】>【loco】の中に新しいファイルが生成されます。
プラグインの翻訳ファイル場所とは別の場所なので、安心してファイルを修正する事が出来ます。
翻訳の注意点
ここで1点、新しい言語を追加するとゼロから翻訳をスタートしなければなりません。
日本語翻訳が提供されていないテーマやプラグインであれば問題はないかと思いますが、すでに日本語翻訳がある場合は少し工夫が必要です。
既存の日本語翻訳ファイルを修正する方が簡単ですが、新しい言語で翻訳をしないとアップデートした時に翻訳が元に戻るので、頑張って翻訳作業をしましょう!
翻訳の方法
- 翻訳したい項目を選択します
- 【日本語に翻訳】という箇所に翻訳を入力します
- 【保存】をクリック
たったこれだけです。とても簡単ですよね??
既に日本語翻訳ファイルが存在する場合の翻訳方法
既に日本語翻訳ファイルが存在する場合は日本語に翻訳されてしまっているので、サイト上から原文を把握する事が難しいです。
原文を探して、原文に対応する翻訳を入れていかなければなりません。
別のタブで既存日本語翻訳編集画面を開く
ブラウザの新しいタブでwordpressダッシュボードを開き、Loco Translateの修正したいテーマやプラグインを選択し、既存日本語ファイルの編集をクリックします。
翻訳一覧がたくさん入っています。
翻訳を絞り込みで対象の翻訳を検索して原文を調べる
【翻訳を絞り込み】という箇所にサイト上に表示されている日本語をコピーして貼り付けます。全角・半角・スペースなどが違うだけでも検索にヒットしない場合があります。
この作業で原文がわかります。今度は原文をコピーします。
翻訳をしようと思ったテーマやプラグインの翻訳ファイルの中では、翻訳したい日本語が見つけられない場合もあります。プラグインの場合によくあるのですが、プラグインに連動するテーマの方で独自に翻訳されている場合もあります。いろいろな場所を探してみてください!
新しい翻訳ファイルで原文を検索
新しく作成する翻訳ファイルの方で【翻訳を絞り込む】という箇所に先ほどコピーした英語の原文を貼り付けます。
出てきた原文を選択して【日本語の翻訳】へ入力します。
少し大変な作業になりますが、アップデートで翻訳ファイルが元に戻らないようにする為には必須の工程となります!
最後に【保存】をクリック
【保存】をクリックする事を忘れないでください。変更が反映されません。
まとめ
予約管理システムAmeliaで日本語訳を自分のサービスに合うように変えたいというご要望が多く、見つけたプラグインです。
ステップメールが送れるプラグインのMail Poetも日本語訳が不思議な場所多いですよね。
また、phpファイルなどダッシュボードでは見つけられない箇所で制御されて日本語が出力されているものでも、日本語を新しい言語の日本語で翻訳する事で、独自の表現に変えられるという応用技もあります。
日本語プラグインを日本語で翻訳しなおす。少し斬新な発想ですが、もっと表現変えたいのに!と思ったことありませんか?ぜひトライしてみてください!
同期が出来ない?
1件のファイルが211.3 KBであるため、スキップされました (最大は100 KBです)。保存する前に、すべての文字列が存在することを確認してください。
このようなエラーが出て同期が正常にできていない場合があります。エラーが出て翻訳したいWordが見つからない場合は正常に同期がされていない可能性が高いです。
同期最大サイズを変更
- 設定
- サイト設定
- 抽出された文字列
これ以上大きいPHPファイルをスキップが【100KB】になっています。この数値を変えると同期できるようになります。
なぜ100KBに制限されているのか?
大きすぎるファイルを同期するとエラーが起きる可能性がある為、デフォルトでは100KBになっているようです。
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2019年よりWordPressやホームページに関するスキルシェアを行ってきました。事例やノウハウが蓄積され、スピーディーかつ的確にお悩みを解決へと導く事を得意としています。ホームページに関するお悩みがございましたら、LINE公式アカウントよりお気軽にご相談ください!
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