Google Workspaceでサブドメインメールを作成

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Google Workspaceでドメインを管理していますが、サブドメインを追加した際にメールの受信が出来なくなってしまい、調べましたが情報があまりなかったので記録をしておこうと思います。

今回、解説する環境条件です

  • Google Workspaceでメインドメインを管理
  • ドメインはお名前.comで取得

今回、ドメインはお名前.comで取得をしていたのでお名前.comでの設定方法の解説となってしまいますが、少しでもGoogle Workspaceでサブドメインを追加して、メールの設定が分からないとお困りの方の手掛かりになればと思います。

Google Workspaceで取得しているドメインのサブドメインをGmailで受信する設定の全体の流れ

作業が複雑なので、全体の流れをまずは説明します

  1. 【サーバー】サブドメインを追加
  2. 【Google Workspace】サブドメインを追加
  3. 【ドメイン管理会社】TXTレコードを追加して、所有権の認証
  4. 【Google Workspace】メールアドレスを追加
  5. 【ドメイン管理会社】MXレコードを追加して、所有権の認証
  6. 【Gmail】うまく設定が完了していると、メインドメインを受信しているGmailのメーラーで自動でGmailで受信できるようになります
  7. 【Gmail】作成したサブドメインの送信設定

このような工程でGmailを介して送受信できるようになります。

契約サーバーでサブドメインを追加

新しくサブドメインでサイトを立ち上げる際は、通常のサーバー設定から「サブドメイン」追加でサブドメインを生成する方法はGoogle Workspaceを使っていても変わりはないです。

Google Workspaceへログイン

【管理コンソール】をクリックします。

Google Workspaceでサブドメインを追加

まずはGoogle Workspaceでサブドメインを作成していきます。

弊社は

  • hanami-web.tokyo.jp 会社サイト
  • wordpress.hanami-web.tokyo.jp マーケットプレイス販売マッチングサイト

このような用途でサブドメインを作りました。

Google Workspaceへログインをしたら、

  • ドメイン
  • ドメインを追加

をクリックします。

サブドメインを追加します。

(解説用にtest.hanami-web.tokyo.jp)を追加するという前提で説明を続けて行きます)

この画面になったら【続行】ボタンをクリックします。

次の画面で表示されたTXTレコードをドメイン管理画面に追加します。

お名前.comへログインをしてGoogle Workspaceで追加したサブドメインの所有権を認証

お名前.com管理画面へログインをしたら

  • ネームサーバーの設定
  • ドメインのDNS設定

をクリックします。

DNSレコード設定を利用するの右隣にある「設定する」をクリックします。

TXTレコードを追加

  • ホスト名 ー サブドメイン
  • TYPE ー TXT
  • TTL ー デフォルト値のまま3600で大丈夫です
  • VALUV ー TXTレコードを追加してくださいで出力された「google-site-varificator......」を入力

入力が完了したら【追加】ボタンをクリックします。

さらに【核に画面へ進む】をクリックし

【設定する】ボタンをクリックします。

Google Workspaceで認証の確認

TXTレコードの追加が完了したら、Google Workspaceの【ドメインの所有権を証明】ボタンをクリックします。

※TXTレコードを追加したばかりだと確認が取れないことが多いです。時間を置いて何度かボタンをクリックしてみてください。

このように表示されても、設定が間違えているとは限りません。1時間以上経過しても表示される場合は設定を見直してください。

アカウントからメールアドレスを追加

Google Workspaceでは1アカウント1メールアドレスという決まりがあるため、「エイリアス」という方法でメールアドレスを追加してきます。この方法で30個までメールアドレスの追加が出来ます。

Google Workspaceの管理画面に戻り、

  • ユーザー
  • 予備のメールアドレス(メールエイリアス)を作成

をクリックします。

添付のような形で「予備のメールアドレス」を追加します。

MXレコードを追加

次に、先ほど追加したドメインの箇所をもう一度開き

  • ドメイン
  • ドメインの管理

【Gmailを有効にする】(有効にしてしまったので表記が違います)をクリックし、案内に沿ってMXレコードをもう一度お名前.comに設定します。

MXレコードを設定をクリックして、【続行】へ進みます。

お名前.comでの設定

どのような数値を設定したら良いか表示されるので、その案内に沿って先ほどTXTレコードを追加した方法と同じ手順で追加します。

  • ホスト名 ー サブドメイン(サブドメインとは、wordpress.hanami-web.tokyo.jpであればwordpressを指しています)
  • TYPE ー MX
  • TTL ー デフォルトのまま3600
  • VALUE ー この数値はgoogleで案内が出ます
  • 優先 ー この数値もgoogle側からこの数値を設定してくださいと案内が出ます

googleから指定された数値を設定したものがこちらになります。

保存を完了し、Google Workspaceで認証をします。

※TXT同様に、設定が反映されるまで少し時間がかかりますのでご注意ください。

Gmailでの設定

設定が完了していると、追加設定なしにメインドメインを受信しているGmailのメーラーで新しく作成したサブドメインのメールを受信できるようになっています。

テストメールなど送って確認をしてください。

最後に、送信設定を行います。

Gmailを開き、

  • 歯車
  • すべての設定を表示

をクリックします。

アカウントタブ内の【他のメールアドレスを追加】からメールアドレスを追加します。

エイリアスとして扱いますのチェックは外さないようにしてください。

次のステップへ進むと認証コードが送られます。受信した認証コードを入力したら送信設定の完了です。

受信設定の方は空で問題ありません。

Google Workspaceで追加したメールのパスワードは?

パスワードを設定する項目はありません。

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